飛沫節

はじめまして。略してNMということでひとつ。

 【りゅうきゅう】

琉球



琉球藩時代の旗(1875年-1879年)


今年の流行、というかトピックは沖縄だと誰かが仰ってましたが、そうかもしれません。ただ何でもそうですが、誰にとってトピックなのかというと、それはもう無関心な僕なんかにとってで、関心を向けている人間にとってはいつだって、『沖縄』は憂いと悲しみの楽地だって話ですよね。


それはそれとして、琉球王朝って何だかとっても興味深いですね。歴史はまあ、ウィキに任せて、というか僕自身一連の流れがまだまとまってないというか。

神話


琉球王朝の正史『中山世鑑』などの伝説によれば、天の最高神が沖縄の島々をつくり、夫婦の神を島に遣わしたという。夫婦神は島で三男二女をもうけ、長男は国王の祖先となり、彼の子孫を天孫氏と言う。また次男は諸侯の、三男は農民の、長女は君々(高位の神女)の、次女はノロ(巫女)の先祖となった。天孫氏は25代に亘って沖縄を支配したが、だいたい12世紀末頃に地方豪族(按司・あじ、後述)が各地で反乱を起こし、天孫の重臣である利勇(りゆう)が王を弑し自ら僭称す。しかし各地の按司は彼に従おうとせず、浦添按司である舜天が利勇を討ち取って国を統一した。舜天の家は三代にかけて支配したが、三代目義本によって英祖に禅譲が行われて断絶した。英祖は5代にわたって治めたという(英祖王統*1


以前文化人類学の授業で、このノロという存在について少し学びましたが、古来のノロのような権力構造に組み込まれた形ではないにせよ、神々しい存在として今もあるそうですね。

「沖縄には神の波動を感じて神さまたちと話のできるノロと呼ばれる神女・シャーマンたちが大勢いる。内間カナさん(92歳)は沖縄の離島、久高島の最後のノロ・神女なのである。

久高島には沖縄の人々の祖先となった男と女の神さまが最初に降臨したという神話が伝わっており、沖縄の人々から「神の島」と呼ばれている。*2


月間波動とは、リュウかヤマトかという感じで、穏やかな名前じゃないですが。
神の波動を感じているかどうかは不分明ですが、シャーマンという存在は、人類の歩みには不可欠な存在だったんだろうなあと。そう思います。じゃないと、説明つかないこと多すぎますもんね。

ということで、次回以降『ニ』で回ってきたら、ニライカナイについて調べようと思います。