飛沫節

はじめまして。略してNMということでひとつ。

【さりんじゃー】

『Salinger』



J. D. Salinger*1

ジェローム・デーヴィッド・サリンジャー(Jerome David Salinger, 1919年1月1日 - )は20世紀のアメリカ文学を代表する作家の一人。ニューヨーク市マンハッタン生まれ。代表作『ライ麦畑でつかまえて』は現在でも新たな読者を獲得しつづけている。*2


恥ずかしながらその代表作すら読んだことのないNM。
でも名前に特徴があって気のなるのでメモっとくヒトシリーズ。

父はポーランドユダヤ人、母はスコットランド=アイルランド系だがユダヤ教に改宗した。

サリンジャーは、シーモア、ゾーイー他、7人兄弟と両親からなるグラース家にまつわる物語の連作を書き続けると言っていたが、現在はアメリカの田舎に隠遁して40年近く作品発表がない。これまで発表してきた作品の多くもグラース家やホールデン・コールフィールドにまつわるものが多い。


ユダヤ系の二世ということかな。さらっと調べただけだから確信ないけども、まだご存命ということでオーケなのか。つかホールデン〜てNANDA?

ジェローム・デイヴィッド・サリンジャーの大ヒット小説;『ライ麦畑でつかまえて』の主人公。

劣等生で何度も学校をクビになっている。

若いのに白髪が多く、大人達のインチキが大嫌い。その割に神経質で虚言癖の持ち主。おまけに人間関係を築くよりも壊す方を選んでしまう背反した行動は結果、彼を通常世界からドロップアウトするきっかけとなってしまう。

若さ故の過剰な純真さと誠実さの暴走を持った精神性は反逆のヒーローとして広く親しまれている。*3


は、反逆のヒーローですか。物騒だけど何だか胸キュン☆だね。このグラース家を中心とした物語群を「グラース・サーガ」と呼ぶんだそうな。ここまでで、読んだことないのに大分知ったか出来そうだ。

ライ麦畑でつかまえて』(らいむぎばたけでつかまえて, 英:The Catcher in the Rye)は、J・D・サリンジャーの1951年発表の小説である。



中略



●特徴と影響
1945年発表の短篇「気ちがいのぼく」(I'm Crazy)を敷衍した内容となっており、主人公がニューヨークを放浪して家に帰った後、いくらか月日が経過してから「君」に語りかける構造になっている。ブロークンな口語体で主観的に叙述されているため、事実とは異なると思われる誇張表現や支離滅裂な文体が散見される。今では、その当時の若者言葉を記録している本として、参考文献にされている。その独自な文体に加え、欺瞞に満ちた大人たちを非難し、制度社会を揶揄する主人公に共感する若者も多い。*4


ブロークンな。
なるほど。まあ読んでみてからというところか。
彼自身のプロフに戻って

自らの原作(「コネティカットのひょこひょこおじさん」)に基づくハリウッド映画『愚かなり我が心』(1950年)の出来映えに失望した事から映画嫌いになり、『ライ麦畑でつかまえて』の映像化を許しておらず、村上春樹が『キャッチャー・イン・ザ・ライ』の訳者解説を付ける事も許可しなかった。様々な謎・伝説に包まれた人物である。

『フラニーとゾーイ』頃から作品の中には東洋思想、禅の影響が色濃く、又、サリンジャー自身もホメオパシーに傾倒するなど、全体的に神秘主義的傾向が強まった。そのため、後期の作品では読者層が絞られていく一方、折しもベトナム戦争などの時局も相俟って、ヒッピーなどカウンターカルチャー寄りの人々の支持も少なからず集めるに至った。


情報どおり、本人にも反逆のカリスマ然とした部分があるのか、もしくは読者による当然の投影なのかもしれん。ユダヤというバックボーンが、反逆というか反骨精神を育てたのかもななんて邪推するが、どうなんでしょうかってコレは差別なのか。


この村上春樹リミックス(和訳)が展開されて、話題になったという記憶があるけども、それもこのサリンジャーという人物のサブカル感ありきというか、それはサブでなくもうカル感なのかもだが、学生はじめ懐疑的に生きる人間達のツボにストライクだったのではなんて邪推もするが、どうでなんしょうか。


とりあえず、すげえ興味湧いた。


YouTube - GUNS N ROSES CATCHER IN THE RYE
http://www.youtube.com/watch?v=VHskgl2B730

コレ聞いて予習だな。