飛沫節

はじめまして。略してNMということでひとつ。

【モンコ開放】

というか。

●女子学生、会計士に挑戦を=金融庁監査審査会
 公認会計士試験を主催する金融庁公認会計士・監査審査会は16日、今年度から初めて女子大や女子高で説明会を開き、学生に受験を呼び掛けることを明らかにした。2008年度から業績の四半期開示が上場企業に義務付けられることなどを受け、会計士の需要は高まる一方。女性の受験者は約2割にとどまっているため、「弁護士と同様に女性が一生、活躍できる職業」(審査会)と会計士資格の魅力をピーアールする。*1


新司法試験は3割かあ。シケン自体は両性間で何かしら隔たりとか格差とかない勝負が出来るし、資格業というのもその、よく騒がれる雇用差別的な側面が幾分緩和されるかなとも思うし(職にしてみると逆に浮き彫りになったりするのか?)、男女比は今後どんどん1:1に近づいてくのかなと思われ。

でもどうなんだろうな、一般的に、女性の社会進出とか大上段のハナシになると、どうしても現実的にその出産・育児云々というのが争点になる。GBから聞いたシュウカツ事情ではないが、女性が生涯安心して働ける環境とそのための社会作り、ほんで家族の絆だイジメだ少子高齢化だ云々、これらどうもトレードオフ関係なのかなという気もたまにしてしまう。そのトレードオフ関係は、多分日本という土壌だからなのかな。


諸外国の制度は、とよく言うがニホンの社会構造が根底にある限り転用は無理でかもって思う。精神性の側面強固だからなあ。オトコとオンナが同じ労働条件化で、生涯同じ時間働くことが出来て同じだけ給料をもらえる、そのための機会も公平に与えれる、要するにこれからは『オンナ』が、それまでの『オトコ』化するということで万事解決するのかというと、いや、そこは連動して家庭ってのが関わってくる。オトコとオンナのトレードオフは、家庭と仕事のトレードオフなんだよなあ。別にオトコとオンナ、どっちが『家庭』でどっちが『仕事』でもかまわないが、いやかまわなくもないから問題なんだが、でもかまわないってしないと永遠流転。


オンナのオトコ化と平行して、オトコのオンナ化も進行させないとアカンのだろうが、それが日本には前例のないことだからなあ。根本的なフィジカル問題もあるし、ムツカシイです。