飛沫節

はじめまして。略してNMということでひとつ。

【大島ミチル - You were there(『ICO』エンディングテーマ)】


ということで、ネタバレは許しまへんでという方、ご覧にならないように。
なんて注記が必要なほど、ここに辿り着く奇特な方々は多くはないが。



無職の人間の生活空間というのは、まさに精神と時の部屋だ。
いや、恐ろしいことに時間は平等に流れるのだけども、なんせアーニングの面で。


嗚呼サラリー!!!!


ということだよなやっぱ。ここでの一日は、外でのウン千円ウン万円なわけで。ものすごい機会費用が発生している。無論全ては自己責任です。でも時間は流れてるんだよなホントに。物凄い、漠然とした不安に襲われる。が、その漠然とした感じというのは、僕自身が漠然とした存在であるということに裏打ちされていて。


本当はもっともっと具体的な恐怖と危機感とに頭をヤラレていなければならないのかもしれない。そう思って根つめようとするも、その内実、停滞した時間と空間というのが気を抜くとフッと入り込んできてしまう。そしてそういうとき、あの時あんな俺がいた、というような無益な感傷に浸って、しばし現実を忘れる。過去に思いを馳せるようになるなんてなぁ。


この日記しかり、一人逃避行が始まる。でも結局、そこは行き止まりである。ちょっと赤面し、儚く現実というオナワにつくのである。過去があって今がある。ならばロクでもない今があるということは、過去も基本ロクでもないということになる。


ってのが、本当に辛い。何せここまで生命が続いてきているのだ。それだけで素晴らしい人々が沢山いて、素晴らしい経験を積んだはずなのである。なんていうポジティブマインドよりも、人間負わなくちゃいけないのは結果責任なんだよなマジデ。そこが辛い。みんな凄いよ、大人は凄いんだよボウズども。



何度も言うな、分かってるよソンナことはよと思うが、全てはジコセキニンである
そう帰結させていくしかない、それが一番楽だからだって前も書いたっけか。


You were there
やっぱイコ泣けるわ。


過去の俺が今の俺に会ったら、受け止められるんかなこれが自分と。その逆はどうだろうかね。変化を楽しもう、人間変化するんだしと言っても、ある程度の一貫性は欲しいという思いもある。って「キッド」だこれ。ブルース・ウィリス大好き。早くニンゲンもとい一人前になりたい。